2015年9月24日、「江東区 豊洲シビックセンター」が豊洲駅前にオープンしました。
江東区の住民票など各種証明書の発行や手続きが行える行政機能のほか、講演会やコンサートなどの会場となる豊洲文化センター・レクホールを備え、また、研修室や和室などさまざまなイベントや催し物を開催できる新スポットです。
注目すべきは9〜11階(一部)を占める「江東区立豊洲図書館」。従来は別の場所(とはいえすぐ隣)にあった豊洲図書館がシビックセンターの9〜11階に移転しました。
高さを利用した開放的な眺めと自然光が明るく、木の温もりを感じられる気持ちのいい図書館になりました!
9階は通常の書籍や雑誌、新聞、江東区や東京都の郷土資料のコーナーもあります。図書館の登録もここで行います。
10階は若者や子ども向けの階になっていて、コミックやCD・DVDの試視聴・レンタルも可能。文庫本やライトノベルもあります。靴を脱いで上がり、ごろごろできるキッズコーナーも。また、資料の予約は10階となっています。
11階は乳幼児向けで、絵本や知育玩具で遊べるコーナーが充実しています。
借りるときにはこのマシンに貸出カードのバーコードをかざして借りるようです。
この豊洲図書館、一般席は145席あります。ぜひとも窓側には注目してほしいです。なんと、各階には屋外テラス席があり、豊洲の景色を眺めながら読書やパソコン作業が可能なのです。暖かい日にはテラス席は人気席になりそうですね。
このシビックセンター9〜11階の豊洲図書館は読書するテーブルやイスが多く置かれています。一般席の座席数は145席。パソコン作業禁止の自習・読書専用のデスクも。
一方、豊洲という場所柄、ビジネスマンの訪問も多いことからパソコン作業に特化したテーブルも多く設置されています。9階と10階のデスクには自由に使える電源(コンセント)がたくさんあり、フリーのWi-Fi(無線LAN)も完備。パソコンやスマホを充電しながらのんびり作業ができます。
このとおり、シビックセンター内の豊洲図書館にはパソコン作業用デスクに2口の電源コンセントがあります!半透明なガラスでのパーティションもあるので、集中して作業が可能。筆者も実際に利用してみましたが、とても快適でした!
なんと、図書館なのに飲み物を飲んでもOK。ふたのあるドリンクであれば持ち込みも可能です。シビックセンター内にはドリンクの自動販売機もあります。
豊洲シビックセンターのオープンに併せて大きく生まれ変わった豊洲図書館。豊洲駅前という好立地で、かつ、下の階にはさまざまな行政機能の利用やイベントも開催されるとあって、今後は住民と働く人、そして、豊洲に遊びに来る人にとっての重要拠点となりそうです。
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【江東区立豊洲図書館の施設詳細】
■営業時間:9時〜21時(日曜日・祝日は9時〜19時)
■休館日:なし
※館内整理日(毎月第3金曜日)、年末年始、特別整理期間のみ休み
■床面積:約1,900平方メートル(豊洲シビックセンター9〜11階の一部)
■収蔵可能資料:約18万冊
■所蔵資料数:約14万冊(2015年3月31日時点)
■席数:一般席145席、ティーンズコーナー42席、児童席37席
■住所:〒135-0061 東京都江東区豊洲2-2-18 豊洲シビックセンター内
■電話:03-3536-5931
■最寄り駅:有楽町線豊洲駅 7番出口すぐ/ゆりかもめ豊洲駅 改札階より直結
■公式サイト:http://www.koto-lib.tokyo.jp/025_lib_toyosu.html
なお、2019年4月より、開館時間の延長と、月曜日も開館するようになりました!
■「豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2-1街区」のホテル等建設状況