ジメジメと蒸し暑い日が続いていますね〜。2020年はあっという間に春が終わり、6月11日には平年よりも遅く関東地方が梅雨入りしました。
高温多湿な季節がやってきたということで、これから本格的に熱中症への対策が必要になってきます。
今年は特に新型コロナウイルスのリスクもあって、マスクをしながらの夏を過ごすことになりそう。。。
しかし、いつでもどこでもマスクをするべきと言ったらそうではないのです!
厚生労働省は、夏場など熱中症の恐れがあるシーズンにおいて、屋外では人との距離を置いてマスクをはずすよう呼びかけています。
毎年、コロナ以上の人が熱中症になっている
熱中症で搬送される人は毎年(5〜9月)5万人ほど。2018年には9万人以上の人が搬送されています。
これは国内での新型コロナ感染者数1万7000人(2020年6月14日現在)と比べてもかなり多い数字ですよね。
いろいろな要因があるので一概には言えませんが、数字だけで比較すると新型コロナよりも熱中症で倒れる人の方がたくさんいることがわかります。
見えないウイルスとの戦いだけでなく、熱中症にも十分に気をつけなければなりません。
厚労省「屋外ではマスクをはずして」
そこで厚生労働省では、このコロナと共に生活していかなければならない新しい生活様式において、どうやって熱中症を予防をしたらいいかをアナウンス。
マスクの着用については以下のようにポイントをまとめています。
(感染予防としてマスク着用は基本としつつ)高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう。
詳細は厚生労働省のWebサイトで確認できます。
これから夏本番、コロナと熱中症を上手に防ごう!
屋内や人が近くにいる場所ではマスクを着用しつつ、屋外の他人がいない場所などでは積極的にマスクをはずして熱中症のリスクを下げることが大事です。
これから意識改革が求められるでしょう。いつでもどこでもマスクするべき、という押し付けは知らず知らずのうちに熱中症など別の危険性を高めます。
筆者は、現在あるような「マスクをしていないと周りの目が気になる」と思わせてしまっている無言の圧力は決してよくないと思っています。
本日、6月15日は東京での最高気温が33℃くらいまで上昇するそうで、真夏日を超えて猛暑日に近いレベルの暑さとなる予報が出ています。お出かけの際にはぜひお気をつけください!
暑かったらマスクを取って、日陰で休んだり、水を飲んだりと、十分な対策をお願いします!(*^^*)