豊洲の路地で営業を続けていた大衆居酒屋「鳥ふじ」が残念ながら閉店します。
看板メニューの焼き鳥や牛もつ煮込を求めて、二次会に利用するサラリーマンや昔からの常連さんに愛されてきた鳥ふじ。
最終営業日は2023年4月27日(木)です。
リーズナブルで美味しい焼き鳥と一品料理の店
豊洲4丁目の駅前から細い路地に入ると一気に雰囲気が変わります。
鳥ふじの場所は、豊洲駅から行くと「かつや 豊洲店」と「珈琲館 豊洲店」の間にある細い路地に入ったところ。「韓国食堂チャン」の向かいです。
4月某日。失礼ながらいつもはわりと席に余裕のある鳥ふじですが、閉店の噂を聞きつけた常連さんがドッといらしていたのか、この日はほぼ満席。たいへん賑わっていました。
5本で1,000円のリーズナブルな串焼き5品盛り。迷ったらまずコレで良しっ!ビールが進みます。
鳥ふじのメニューは、ハツネギマ、レバー、シロ、タン、ハツ、カシラ、つくね、ボンジリなど人気の焼き鳥をはじめ、牛もつ煮込やハムカツ、自家製ちくわのいそべ揚げ、アジフライ、焼きそばといった一品料理も豊富です。
辰巳から豊洲へ、昔から愛されてきた大衆居酒屋
鳥ふじはチェーン店ではなく、今や豊洲で貴重な個人店。
店主の藤田さんにおつかれさまを告げて、写真をパシャリ。
創業したのは今から約40年前で、辰巳港湾住宅のあたりで焼き鳥の屋台販売を始めたのがきっかけでこの商売を始めたのだそう。
その後、1989年(平成元年)に豊洲へと拠点を移し、この場所で34年間営業してきました。
ただ、今年に入ってからは居抜き状態での店舗引き渡しを考えていたようです。
すでに次の入居企業は見つかり、5月7日以降は実質的に次の企業へと引き渡されます。どうやらすぐ近くで営業しているお店がここを改装して利用するようなのですが、正確な情報がわかりましたらまたお知らせしますね。
【更新】
4月27日(木)が営業最終日
ということで、辰巳・豊洲で約40年も営業してきた大衆居酒屋鳥ふじが店を閉じます。
残りの営業日はわずかですが、閉店を知らなかった常連さんにこのニュースが届いて閉店前に足を運ぶきっかけになれば幸いです。
【鳥ふじ】
※2023年4月27日(木)で閉店
■営業時間:17:00〜21:00
■定休日:日曜日
■住所:東京都江東区豊洲4-1-5 第2三京ビル1階(MAP)