赤い色をした妙に目立つビルが豊洲にあります。居酒屋の「とんがり村 1号店」です。
“刺身居酒屋とんがり村”と謳っているとおり、とんがり村は豊洲市場から仕入れた新鮮で間違いない品質の魚を強みとする居酒屋。
以前は旧築地市場に行って数日に一度のペースで仕入れていた魚も、今や近所となった豊洲市場から手に入れられるように。市場関係者も多く足を運ぶお店です。
そんなとんがり村が2021年4月某日にコロナ休業から営業を再開。このタイミングでランチタイムに訪れてみました！
広めの店内で席数多く、ランチにも良し
店に入ってすぐは、たくさんの装飾で異様に賑やかなカウンター席。料理人さんの仕事が眺められる特等席です。
外からはわかりづらいですが、店内はけっこう広くて驚きました！
奥のテーブル席はグループで利用するのにピッタリ。アクリルパネルや透明シートで飛沫防止がされています。もちろん、アルコール消毒も。
また、2階を見せていただくとお座敷席もあることがわかりました。
なお、2階は電子タバコ専用の喫煙席になっていますので、喫煙者は2階を利用すると良いでしょう。
ランチにふらっと入って定食メニュー
さて、今回食べてみたランチメニューをご紹介しますね。この日のランチ一覧はこんなラインナップ。定評のある刺身や焼き魚メニューのほか、肉系も。
この日は新山店長がおすすめしてくれた「寒さばの一夜干し定食」（900円）に決めました。
焼き魚メニューに鯖があると、なぜか心惹かれちゃう。干物とか塩焼きも美味しいんですよね！
ふっくら肉厚な鯖。程よい塩気が御飯にぴったりで、箸が進みます！御飯は大盛りも可能です。
冷奴とポテトサラダの小鉢に、お新香、わかめとネギの味噌汁もついて十分な定食。
特にポテトサラダが美味しくて、一気に食べ尽くしてしまいました。
昼夜関係なく、全メニューいただける！
壁にズラッと貼られたメニューたち。とんがり村のメニューはめちゃくちゃたくさんあることがわかりました。
実はランチメニューじゃなくて、いつでもオーダーできるメニューなんです。
テーブルにもメニューがありますが、壁のホワイトボードに書いてあるメニューの方が多いかも。
昼間からすべての料理を食べることができるし、昼飲みだって普通にできちゃう。
昼には仕事を終える市場関係者が気兼ねなく利用できるオアシスというわけ。
魚がメインのお店ではあるんだけど、宮崎牛を一頭買いして提供する牛肉料理もまたオススメメニューとなっていますよ！
特上ハラミ焼き、特上タン三種盛り、ホルモンMIXなどなど。美味しそう(^^)
そして、どのメニューもプラス300円で定食にできちゃう！
自分だけのお気に入り料理に御飯と味噌汁をつけて定食にできるのは嬉しいなぁ。
創業時は駅前のテント居酒屋だった
とんがり村はおそらく1993年（平成5年）創業だそうで、店長の新山さん含め、誰もはっきりした創業年を覚えていないのだとか。
「法人化したのが1995年（平成7年）なので、たぶんその数年前くらいかなぁ〜」
というのも、お店を始めた当初は今のようなビルではなく、テントで屋台風の居酒屋を営業していたのです！
造船や港湾関係者、製糖工場などで働く方々が、仕事終わりに足繁く通うお店だったとんがり村。コロナで休業していた営業を再開すると、常連さんが早速来てくれたんだとか。
昔からのお客さんに愛されてるって良いですね！心が温かくなります(^^)
なお、目と鼻の先にあった2号店は2020年に閉め、今はこの1号店のみを営業しています。
ランチ難民にオススメしたいとんがり村
とんがり村は他では見かけない豊洲だけにあるお店。やっぱり、全メニューを定食にできるのは選べる楽しみが多くて良い！
豊洲でお昼を食べる場所に困ってランチ難民になったときや、どこか早めにお酒が飲めるお店を探しているときにも、ぜひとんがり村に足を運んでみてください！
豊洲商店街（豊洲商友会協同組合）の加盟店なので、江東区共通商品券が使用可能です。
（「お待ちしてます！」と、右：新山店長と従業員のみなさん）日替わりメニューやおすすめ料理はとんがり村のInstagramをチェックしてみてください！
【とんがり村 1号店】
■営業時間：12:00〜20:00（ランチは12:00〜14:30）
※短縮営業中の営業時間
■定休日：日曜日
■電話番号：03-3534-1600
■住所：東京都江東区豊洲4-1-5（MAP）
