東京都江東区の富岡八幡宮で「富岡八幡宮例祭(深川八幡祭り)」が2025年8月13日(水)より始まり、17日(日)には3年に1度の「二ノ宮神輿渡御」が行われました!
富岡八幡宮の氏子地域で二ノ宮神輿を担ぎ、それをリレー形式で次の氏子地域へ渡していくという伝統行事で、この日は天候にも恵まれてお神輿日和に。
13時ごろ、越中島方面から豊洲橋を渡った二ノ宮が芝浦工業大学豊洲キャンパス前に到着し、五部会(豊洲・枝川エリア)にバトンタッチ。
お神輿を担いで、豊洲〜枝川のルートを約1時間かけて進みました!

例年と同じくお神輿を撮影するお話をいただいていたので筆者は担がず、できるだけ良いシーンを撮ろうと熱中症に気をつけながら撮影に全集中。
2025年の豊洲・枝川で行われた二ノ宮神輿渡御をたくさんの写真でお伝えいたします!
また、前日に豊洲の街ナカで行われた“子供神輿”と“大人神輿”も写真たっぷりでレポートしていますので、ぜひ最後まで御覧ください。
【注】この記事には想像以上に大量の写真を載せていますので、時間があるときにじっくりご覧いただければと思います。
写真で見る二ノ宮神輿渡御2025 豊洲〜枝川

金ピカでとても豪華なこの二ノ宮神輿。
サイズも大きいですし、重さはなんと2トンもあるのです!高低差のある橋を渡るときはめちゃくちゃ大変。

クライマックスの朝凪橋では大人たち総出で担ぎ、まさに街の活気のごとく熱いパワーを感じさせられる渡御となりました!
- 芝浦工業大学豊洲キャンパス前13:20スタート
- 晴海通り(IHI〜豊洲センタービル)
- 豊洲駅前交差点(吉野家前)
- 三ッ目通り支線(セブンイレブン豊洲店前)
- 朝凪橋
- 枝川集会所付近14:30ゴール
実際には、13:15にはスタートし、予想よりも早い14:10ごろにはゴールしていました。

芝浦工業大学豊洲キャンパス前を出発した二ノ宮神輿。ここから豊洲のお神輿が始まります。
通称「水かけ祭り」と言われる富岡八幡宮のお神輿は、沿道から見物人や住民がバケツや散水ホースなどで水をかけ、消防団による大量の放水もあって、お神輿も担ぎ手もビショビショに濡れるのが特徴。

猛暑のなか、担ぎ手にとってはこのお清めの水がとても気持ち良い!
「もっとかけろ〜!」と言う人もいたり、自らバケツの水を頭からかぶりに行く人もいるくらい、濡れるのを楽しむお祭りです。

ちなみに、コロナ禍だった2022年の二ノ宮神輿は人が担いでの渡御が中止されトラックに載せて渡御が行われたので、人が担ぐのは実に2018年以来7年ぶり。

7年ぶりに担ぎたい!という方々が多かったのか、たくさんの担ぎ手が集結し、より一層迫力のある渡御となりましたね。
ルートは以前と異なり、今回は豊洲から枝川へと進むルートが設定され、なんと豊洲駅前交差点(吉野家前)から枝川方面へは通行止めにした車道を逆走する珍しい順路に。

しかも、この車道区間では江戸時代からの伝統芸能である「富岡八幡の手古舞」が特別に披露されました。

通常、3年に1度の連合渡御のときに永代橋近くから富岡八幡宮までしか見られないものなので、豊洲で見る手古舞はとてもレアな体験です。

そのほかの写真たち。





























前日には街の活気ある子供神輿・大人神輿が実施!
夏の思い出と未来につながる子供神輿
二ノ宮神輿渡御の前日16日(土)には、豊洲の街なかで子供神輿と大人神輿が行われました。
二ノ宮神輿は担ぐための条件が非常に厳格であることに対し、子供がほぼ自由に担げるのが子供神輿。また、服装をしっかり揃えれば担げるのが大人神輿です。

まず、16日(土)の午前中に行われたのが子供山車と子供神輿。

昨年からシティタワーズ豊洲ザ・シンボルも接待場所になっています。
タワーマンションの立ち並ぶなかを進むお神輿も素敵ですし、これからもこういう輪が広がると良いですよね!

小さな子どもたちがみんなと協力しながら、ちょっと重いお神輿を担ぎ、自分のマンションや小学校の周りを歩いて行きます。

接待所では住民やPTA、お店の方々が、子どもたちの大好きなスイカやお菓子、ジュースなどを用意してお迎え。

もちろん、水かけも容赦しません・・・!!

子どもたちにとっては刺激的なお祭りになったのではないでしょうか!

ぜひ、また来年も担いで楽しんでね。

5時間かけて豊洲をめぐる大人神輿
さて、子供神輿が終わって間もなく、16日(土)の午後からは大人神輿。
13時30分に豊洲神酒所を出発し、5時間超もの豊洲内巡行がスタートしました。

わっしょい!わっしょい!の掛け声で豊洲のあちこちを巡ります。

大人神輿は豊洲町会が指定する半纏などの服装を揃えれば担ぐことが可能。

もちろん同じ富岡八幡宮の氏子地域である東雲や有明など周辺の方もウェルカムなのです!

この日はたくさんの人が豊洲のお神輿を担ぎに。

沿道からの水かけもエンドレスです!

接待場所でビールやお酒の提供があって、これがたまらなく嬉しいんですよね!

スイカは2ヵ所の接待所で振る舞われましたね。

赤飯、玉こんにゃく、お酒も。

ビールなどのお酒は多くの接待所で配布されていた印象。お神輿好きはお酒好き!?

餃子とビールも同じ接待所で配布され、これはもうたまりません・・・!

ビールやジュースのほか、まい泉のカツサンドも。

大人神輿としては、今年初めてブランズタワー豊洲が接待場所になったのも大きな出来事です。

新しい住民さんも来年こそはぜひお神輿を担ぎましょう!!お子さんも絶対に喜ぶと思います。

ブランズタワー豊洲の“森”のなかを進むお神輿はどこか神聖なものを感じましたね。

ベンチや運河の階段も休憩にもぴったりでした。

巡行ルートの途中には、“女神輿”と呼ばれる区間があり、女性だけでお神輿を担ぎます。

昭和医科大学江東豊洲病院からは大久保江東区長も参加し、晴海通りまで大人神輿を担いでいましたよ!

晴海通りを横断するシーンは毎回恒例で、筆者の大好きなポイント。このダイナミックさがたまりません!

千明建設の接待では日本酒も振る舞われました。

このあとは再び豊洲四丁目方面へと進み、まだまだ各所を巡ります。








最後は神酒所へと戻ってくると、放水もクライマックスへ。
何かが吹き飛んだようなテンションと熱気とともに、わっしょい!の声がいつまでも響き渡りました!



神酒所のまわりを3周もぐるぐる回って、ゴール。

この翌日が二ノ宮神輿、つまり本番なのに、皆さんのパワーに圧倒されました(笑)
子どもたちもパパ・ママがお神輿を担いでいる姿を見て、カッコいいと思ってくれたかもしれませんね!
そのほかの写真たち。






























































二日間にわたる豊洲でのお神輿。皆さんお疲れ様でした!
豊洲でのお祭りや富岡八幡宮のお神輿は子どもたちにとって“生まれ故郷”の思い出になるはずなので、この伝統がずっと続くといいなと思います。
今年は都合が悪くて参加できなかった方も、ぜひ来年はご家族でお神輿に参加してみてはいかがでしょうか!また、来年も詳細がわかり次第情報をお届けします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!