開場してから6年が経った豊洲市場で、初めて「豊洲市場まつり」が2024年11月3日(日)に開催となりました。
市場のさまざまなグルメが楽しめるこのまつりは大混雑が事前に予想できたので、なるべく早く行きたいなと思っていた筆者。
実はこの日、豊洲でいくつものイベントが開催されるとあって他のイベントも見に行くためにどうしても午前の早い時間に豊洲市場まつりへ行くことにしたのですが、結果的に開始とほぼ同時に行って大正解でした。
まつりを楽しんだ人も、売り切れで食べられなかった人も、そもそもまつりの存在すら知らなかった人もいたかもしれませんね。
来年以降も開催される(かもしれない)ときの参考になればと思い、今回の会場レポートを写真とともに残しておくことにします。
豊洲市場まつり2024、会場を写真でレポート
場所は豊洲市場6街区 特別会場(正門北より入場)。
開始時刻は朝9時30分でした。筆者が会場入りしたのは9時40分ごろです。
天候にも恵まれて、たくさんの人出がありました。
10時の時点で各屋台にはとにかく列!列!列!6年前に豊洲市場が開場したときの混雑ぶりを再び見ているかのような賑わいで、まさに活気に溢れています。
列と言っても決して何十分も待つようなものではなく、(少なくとも10時ごろは)ほんの数分待てば食べられる感じでした。わずかな時間待つだけで何でも買えたのは、やはり早めに行って正解だったと言えます。
とはいえ、特にこの日のために市場の仲卸業者や関係企業が出店した屋台は大人気。11時ごろには完売を掲げる屋台がちらちら見え、12時ごろにはどこもほぼ完売したようでした。
そのなかで最初から狙っていて無事に購入できたのが「うに丼」。
興奮しすぎて産地やうにの種類を聞くのをすっかり忘れてしまった・・・(笑)
割り箸・醤油・わさび・お手拭きを袋で1セットにして渡してくれたのがありがたかったです。
プロの目利きが選んだ生のうに。これをふんだんに使った新鮮なうに丼がわずか2,000円です。
口に運ぶたびにうにの甘さと程よい塩気が溢れ、ご飯が進む!進む!!これ、次回の開催時には絶対にまた食べたい。
グルメゾーンのすぐ隣(大屋根のある下)にテーブルやイス、ゴミステーションなどが設置され、広い飲食スペースになっていましたのでここでいただきました。
このあと購入した500円の「あんこう汁」とあわせて、最高の朝ご飯になりました。やっぱり丼には汁物が欲しくなりますね。
吊るしたあんこうを見せる演出も良かった。市場グルメっぽさも出ていて、ついつい心が引き寄せられますもん。
柔らかくなるまで煮込んだ野菜たちと、あんこうの肉がほろほろで美味しく、具だくさんで大満足!
そのほか、うに丼と悩んだ天然本マグロを使った「まぐろの漬け丼」はなんと1,000円という破格の安さ。
銀鱗会がこの日のためにメニューを考えた「レモン海鮮焼きそば」も人気のようでした。
鉄板焼きでいただく「ナガス鯨のサイコロステーキ」(100円!)も魅力的で、胃袋1つじゃぜんぜん足りません!
支払いは多くの屋台が基本的に現金のみだったものの、すっかり値上がりしてしまった海産物がここではお値打ち価格で買えたのが嬉しいですね。
また、豊洲市場まつりでは地域の出店も募集があり、豊洲からは豊洲商友会(豊洲商店街)のブースと豊洲で本格四川料理を提供している麻辣先生の屋台が出店。
いつもメニューへのこだわりがハンパない麻辣先生は豊洲市場まつりでも一切の手加減をしません。人気の薬膳四川麻婆豆腐(500円)を求めるお客さんが引っ切りなしに訪れていましたよ。
東北や能登地方の応援ブースもあり、豊洲市場でおいしいグルメを振る舞ってくれています。
メヒカリの唐揚げ、おいしいんですよね!ここにも行列が・
子ども向けの縁日屋台も豊洲市場の業者さんがやっていて、そのようすを見ているだけで心が和みました。
トラックに乗って、荷台での荷捌き体験ができたりも!
防火服を着て写真が撮れる深川消防署のブースはフォトスポットとして最適。
「須崎東陽太鼓」の演奏もありました。時間の関係で見ることは叶いませんでしたが、ステージでは「さかなクンのトークショー」や「豊洲アイドルスター学園」も。
また、特設リングでプロレスリングZERO1によるプロレスも行われ、たくさんの観客が詰めかけていましたよ。
豊洲市場 魚河岸水神社の横で展示されていた魚河岸会のお神輿。
会場は豊洲ぐるり公園へ抜けられるようゲートが開放されていて、まつりを楽しんだ後は湾岸エリアの開放感ある最高の景色を楽しむ人々がたくさん。このタイミングで豊洲の良さに気付いちゃった人も多いのではないでしょうか(笑)
混雑したけど行って良かったという満足感しかない豊洲市場まつり。
来年以降も開催されるかわかりませんが、もし、豊洲市場まつりをしっかり満喫したいのであれば、必ず開場直後か10時台には行くようにしてくださいね!
そのほかの写真もどうぞ↓
豊洲市場まつり2024