豊洲4丁目にありピンク色の明るい外観が印象的なケーキ店「パティスリーSAKURA」が2024年10月31日(木)の営業をもって休業します。
数日前に株式会社三栄堂の渡辺哲三社長から連絡があり、その第一声にビックリしました。
渡辺「ウチのSAKURAを10月31日で休業することにしました」
2階のカフェは10月1日より再び休業に入っていたものの、まさか1階のケーキ販売までを含むパティスリーSAKURAの1階も11月から休業するとのことで声を上げて驚いてしまいました。
クリスマスケーキも販売なし
休業の理由は“リニューアルのため”としています。
しかし、この時期に休業とのことで心配なのはクリスマスケーキです。
――クリスマスケーキも受け付けないということでしょうか?
渡辺「そうなんです。本来ならクリスマスケーキの予約を始めなくちゃいけないタイミングだったんですが、なにせ製造スタッフが足りず、たくさんの需要に応えられそうにありません。クリスマスケーキを楽しみにされていた皆さまにご用意できないのが申し訳ないです」
SAKURAのクリスマスケーキは毎年行列ができるため、近年では受取場所を姉妹店に設定するほど大人気なのは今さら豊洲の皆さんへは説明不要でしょう。
2024年もきっと楽しみにされてた子どもたちも多いはずですが、とても残念です。
――確認なのですが、SAKURAは休業という理解でよろしいでしょうか?
渡辺「オンザカナルはテナントとして借りていたので休業しつつも早めに閉める必要がありましたが、SAKURAは自社物件なので近いうちに必ず再開します」
と、短い時間でしたが渡辺社長の元気のない声が印象的でした。
パティスリーSAKURAは2010年12月に豊洲4丁目2-2にオープンした、現在豊洲で営業しているなかでは最も古くからあるケーキ店。
この場所は三栄堂の創業の地であり、「ペル・エ・メル」の前身である「三栄堂パン店」で商売を始めました。もともとパティスリーSAKURAの場所でパン屋を営業していたのです。
三栄堂パン店を豊洲5丁目に移転したあとは、カラオケ店や洋食屋をしたりと、さまざまなお店を手掛けました。
そして、2010年12月にパティスリーSAKURAをオープンし、現在に至ります。
この投稿をInstagramで見る
【パティスリーSAKURA】
※2024年11月1日から休業