現地で買い付けた山椒をふんだんに使った石焼麻婆豆腐をはじめ、手作りにこだわった本格四川料理を提供し、あっという間に豊洲の人気店となった「麻辣先生」。
オープンから2ヵ月が過ぎた5月。ようやく長い行列は落ち着いてきたものの、今もなおほぼ満席状態が続いていまして、厨房の調理が追いつかないときはUberEatsのオーダーを止めているほど。
そんな人気の麻辣先生がこのたび新メニューを開発しました!
新商品の名前は「ニラ香る麻婆饅」と「ネギ香る麻婆饅」。
麻辣先生の看板メニューである麻婆豆腐をたっぷり使った、巨大な饅頭です。
オーナーの範さんから、ぜひ試食して感想を聞かせてほしい、と連絡があったので早速行ってきました(*^^*)
【追記】
新メニューの「麻婆饅」、ついに販売開始です!
日本にない麻婆豆腐の饅頭を、豊洲から
範さんの生まれ故郷は中国の山東省。主食は白飯ではなく小麦粉を使ったものだったのだそうで、饅頭はまさに故郷の味。
本来、「饅頭(マントウ)」は中身の具がないものを言い、具が入っているものを「包子(バオズ)」と言います。日本では肉まんのように具が入っていても饅頭と呼ぶのが一般的になっています。
自宅で奥様が懐かしの饅頭を手作りしてくれたときに、これと四川料理の麻婆豆腐を組み合わせたら面白いかも!と思ったのが麻婆饅を開発するきっかけになったのだとか。
この投稿をInstagramで見る
中国から“点心師”の資格を持つスタッフを日本に呼び寄せ、急遽、試作品作りに取り掛かりました。このスピード感が凄まじい!
そして、前日に試食してほしいとの連絡があって、今日というわけです。
豆腐にこだわった饅頭
まず、見た目から。なんといってもこの大きさ!
重量は150gと、ズッシリ。ちょとしたスマホくらいの重さのある、ボリュームある饅頭です!
そもそも麻婆豆腐系の饅頭は日本にもあることはありますよね。
しかし、範さん曰く「商品名に麻婆豆腐を謳っていても、実は挽き肉ばかりが入っていて豆腐感がゼロな饅頭しかない」と。
そこで、麻婆豆腐に自信のある麻辣先生が本当の麻婆豆腐饅頭をみんなにお届けしたいとの想いから、豆腐がたっぷり入った麻婆饅を完成させたのです!
食べてみると、もう間違いなく麻辣先生の麻婆豆腐。中身がすごい。
痺れる辛さの具がギュッと詰まった、とても満足度のある饅頭に!
写真でどこまで伝わっているかわかりませんが、入っている麻婆豆腐の量の多さに驚かされます!
具の多い饅頭は高い技術が求められる
「豆腐の量はもっともっと増やせますよ」と範さん。
しかしながら、大きい饅頭を作るのは決して簡単ではなく、想像以上の難しさがあるのだとか。
中に入れる具の量が多ければ多いほど、包むための高い技術が必要とされ、このサイズになると熟練の点心師でないと包めません。
そのために麻辣先生はわざわざ中国から点心師を呼び寄せてメンバーに加えたのです。
32年の経験をもつベテランの点心師さんの手にかかれば、巨大な饅頭もこのとおり!こんなにたくさんの具が入っていてもキレイに包めるのだからさすがです。
饅頭はほんのスタート地点に過ぎず、今後はさまざまな点心料理を開発していきたいとのこと。オープンからまだ2ヵ月余りの麻辣先生ですが、展開が早すぎてただただ驚くばかりです。
麻辣先生ウソつかない!豊洲で麻辣ブームに火をつける!をキャッチコピーにし、本場・本物にこだわっている麻辣先生の今後が楽しみで仕方がありません♪
麻婆饅の発売はSNSをチェック!
さて、今回ご紹介しました麻婆饅ですが、気になる発売日は5月下旬ごろ。価格は1個400円前後を見込んでいるそうです。
「日本にない麻婆豆腐を感じられる新しい饅頭にご期待ください!」と、範さんから熱いメッセージをいただきました(*^^*)
具体的な発売日や正式な価格は、麻辣先生のSNSをチェックしていただければと思いますので、ぜひTwitterやInstagramをフォローして待ちましょう!
Twitterの声から重慶酸辣粉を商品化
そして、もうひとつ。
麻辣先生がTwitterのフォロワーさんからリクエストをもらったことで作った「重慶酸辣粉(ジュウケイサンラーフン)」がこちら!
太めの春雨を使った麺料理。まだ試作段階だそうですが、麺はサツマイモから作った春雨を使用し、ぷるぷるツルツルで柔らかい。
スープは程よく牛の脂がありつつも決め手となる黒酢のおかげであっさりしており、カーっとくる辛さと山椒の痺れ具合が美味しいです!
写真に写っている量はめちゃくちゃ多いけど、実際に製品化するときにはもうちょっと食べやすい量でお出しするそうです。
Twitterで寄せられた声をきちんと拾って料理に取り入れる姿勢とその実行力に、ほんと頭が下がります。
こちらも麻辣饅と同じく、麻辣先生からの正式発表をお待ち下さい!
そのほか、麻辣先生の料理を写真で紹介
麻婆饅の試食といいながらも、結局は範さんとサシで話をしながら3時間以上も麻辣先生にお邪魔してしまった筆者。その間にさまざまな料理を御馳走していただきました!ありがたい限りです。
せっかくいただいたので写真だけでご紹介させていただきたいと思います!
【本格四川料理 麻辣先生(マーラーセンセイ)】
■営業時間:11:00〜15:00・17:00〜23:00(L.O.30分前)
■定休日:なし
■電話番号:03-5859-5080
■住所:東京都江東区豊洲5-6-36 豊洲プライムスクエア2階(MAP)