2021年11月27日(土)・28日(日)、豊洲公園で「豊洲SDGsフェス2021」が開催されました。
ダンスや科学実験などの体験を通じてSDGsの取り組みに参加できるだけでなく、サスティナブルな商品を取り扱うショップや日頃からSDGsに関わっている団体などが出店し、参加者も出店者もSDGsに触れられる豊洲公園で初めてのイベントです。
同時に開催された豊洲公園恒例のマルシェ「豊洲スタイルマーケット」とともに、特に二日目の日曜日には多くの来場者で賑わいました!
とよすとは豊洲SDGsフェス2021に協力団体として参加。現地からのレポートをこちらにまとめます。
豊洲SDGSフェス2021で触れるSDGs
2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標として掲げられた17あるSDGsの目標のうち、豊洲SDGSフェス2021は11番・15番・17番の目標に該当するイベントです。
11 住み続けられるまちづくりを
15 陸の豊かさも守ろう
17 パートナーシップで目標を達成しよう
豊洲SDGsフェス2021 二日間レポート
めっちゃ盛り上がったタップダンス体験!
豊洲SDGsフェスでたくさん実施された催し物のうち、初日に実施されたタップダンス体験。
このようにたくさんの参加者がいましたよ!靴をカチャカチャ鳴らして、カッコよくステップ!
講師の村田正樹さんのユニークでハイテンションな掛け声で、お子さんたちもノリノリです!最初の練習から徐々にステップアップしていき、皆さん楽しそうにタップダンスに触れていました。
普段体験できない体験を通じて、人と人との温かさに触れ、知らず知らずのうちに仲良しに!街に楽しく住み続けるためにも、こういったアクティビティって良いですね♪
【SDGs座談会】食べチョク編
SDGs座談会には食べチョクが登壇。湾岸エリアにお住まいの方も、食べチョクを利用している方はけっこう多そう!
知らない方のために簡単に説明しておくと、食べチョクは産直品を価格ではなく鮮度や質で勝負しているECサイトです。
生産者さんからの出店依頼が多く、現在ではさまざまな良いものを取り扱えるようになったのだとか。
農業一筋の農家さんはECサイトの立ち上げにハードルが高かったり、消費者とのやり取りに不慣れだったりしますが、食べチョクはそういった農家をサポートしながら一緒になって取り組んでいます。
久々のステージ、豊洲☆アイドルスター学園で盛り上がる!
豊洲☆アイドルスター学園はステージでのダンスと歌を披露。
幼児クラスから中学・高校生のグループまで登壇し、たくさんの観客を釘付けにしていました!
コロナの影響を受け、練習してきた成果を披露する場がグッと減ってしまった豊洲☆アイドルスター学園ですが、久々の開放的なステージだったせいか皆さん全力でパフォーマンスを見せてくれましたよ!
たっぷり1時間のステージをこなした後は、出演者や親御さんみんなで豊洲公園を清掃。SDGsの目標11番の“住み続けられる街づくりを”実施に実行していました。
不思議な科学実験に子どもたちが参加
科学実験パフォーマンスではコメディアンでもあるエディーさんがダンボールを使った空気砲のワークショップを実施。
豊洲公園の広場で突如始まった科学実験に周りの人も驚いたのではないでしょうか!
参加者は配布されたパーツをつかってその場で空気砲を作りながら実験。子どもたちの楽しそうな笑顔が印象的でした。
【SDGs座談会】二本松農園&とよす4丁目花だんの会編
もうひとつのSDGs座談会では、二本松農園ととよす4丁目花だんの会が登壇。
二本松農園は福島からその日に採れた野菜を積んで、毎週のように上野の松坂屋や豊洲公園で対面販売しています。その回数はすでに700回を超え、美味しいと知ってくれたお客さんがリピーターに。
豊洲のお客さんは散歩の途中で利用されるケースが多いのかエコバッグの利用頻度が少ないそうで、もう少しエコバッグの利用が増えると嬉しいそうです!
また、とよす4丁目花だんの会はこれまで汚かった豊洲の歩道に許可を得て花を植えている団体。自分の街をキレイにしたいと、地域のなかから関わる人がどんどん増えてきています。
毎日ゴミを拾い、花だんを整備し、花を種から育てて、みんなで植えて。豊洲にはいくつもこのような住民主体の団体がいらっしゃいます。豊洲で花だんを見かけたら、業者じゃなく住民がキレイにしているんだなと思い出してくださいね!
展示とマルシェ、そして公園の賑わい
「SDGsって何?」コーナーや、公園で行われている「豊洲グリーン100プロジェクト」の紹介があり、これがきっかけで興味を持った方もいらっしゃったのではないでしょうか。
無料の花苗のプレゼントもあったんですよ!
この二日間は同時に行われたマルシェでたくさんの出店も!
店長の仕事を子どもが体験することで楽しく経済活動を学べる「タモコタモ こども一日恐竜ショップ店長ワークショップ」や、SDGsに関わっている高校生たちがマルシェ出店していたり、いつもと違う雰囲気の豊洲スタイルマーケットに。
初日には食べチョクの出店があり、大きなパネルが目立っていましたね!
二日目には二本松農園さんが出店。朝採れ野菜などを販売していました。
三井不動産の移動販売MIKKE!も来ており、日替わりでさまざまな商品が。
やっぱりイベントができるって素晴らしい!
お天気にも恵まれ、開放的な豊洲公園の芝生ではたくさんの親子が外遊びする姿も。これらの風景が日常にある豊洲がほんとに大好きです。
イベントを振り返ると、スーツにバッジを付けて「やってる気になってる」だけのSDGsと違い、豊洲SDGsフェスは体験を通じて自然とSDGsに関われる実のあるイベントだったなと感じました。