ゆりかもめ1日乗車券と500円券はどっちがおトクなのか

都心エリアの新橋と湾岸エリアの豊洲を結ぶ「新交通ゆりかもめ」。よくモノレールと間違えられますが実はコンクリートの走行路の上をゴムタイヤで走る、どちらかというとバスに近い乗り物です。コンピュータ制御による自動運転が特徴で、車掌さんは乗車しません。

さて、そんなゆりかもめには1日乗り放題のおトクな「1日乗車券」があります。料金は大人820円・小児410円です。販売場所はゆりかもめ全駅の自動券売機。

一方で、乗降エリアを限定した「お台場-有明快遊パス」も販売中。料金は大人500円・小児250円です。
「お台場-有明快遊パス」の販売場所はお台場海浜公園駅・台場駅・船の科学館駅・テレコムセンター駅・青海駅・国際展示場正門駅・有明駅・有明テニスの森駅の自動券売機、もしくは豊洲駅と新橋駅の駅事務室、さらには臨海エリア内の商業施設にて販売中です。

「お台場-有明快遊パス」の利用エリアは以下の7駅です。

  • お台場海浜公園
  • 台場
  • 船の科学館
  • テレコムセンター
  • 青海
  • 国際展示場正門
  • 有明
  • 有明テニスの森

 

大人料金 小児料金
「1日乗車券」 820円 410円
「お台場-有明快遊パス」 500円 250円

 

 

どっちの乗車券がおトクかを考えてみる

さて、この1日乗車券」(820円)と「お台場-有明快遊パス」(500円)、いったいどちらがおトクなのでしょうか

ゆりかもめの通常運賃の初乗りはICカード利用料金で185円。営業キロに応じた料金設定をしていて、例えば、新橋〜竹芝は185円で乗れますが、新橋〜台場は319円、新橋〜船の科学館は381円となり、以降、新橋〜豊洲までは同じ381円で乗れます。

820円で乗り放題の「1日乗車券」を活用するとなると、新橋〜豊洲間を往復しつつどこかで1度途中下車し再び乗車するような、合計3回乗車するシーンがあればおトクとなります。もし、短距離をこまめに移動して乗り降りを繰り返す(初乗り185円区間)のであれば5回以上の乗車で元が取れます。

 

一方、「お台場-有明快遊パス」は500円。ただし、利用できる駅がお台場海浜公園〜有明テニスの森(お台場エリア・青海エリア・有明エリア)の8駅に限られています。初乗りが185円ですからやはり3回以上の乗車で元が取れる計算にはなりますが、もう少し深く見ていくことにしましょう。

利用可能駅が始点駅である新橋・豊洲を含まないとなると、りんかい線で東京テレポート駅を訪れるか、路線バスでお台場や東京ビックサイトを訪れたときに、そのままゆりかもめに複数乗車して買い物やレジャーを楽しむといったシーンで活用できるとイメージできます。

また、修学旅行や訪日外国人が観光する際に、台場のアクアシティーお台場、青海のパレットタウン、テレコムセンターの大江戸温泉物語、国際展示場正門の東京ビックサイトなど、3ヵ所以上の駅を巡る場合に活躍しそうですね。

と、どちらも3回以上の乗車でおトクになることは明らかなんですけど、実際のところ重要なポイントはスタート地点・ゴール地点がどこなのかを考慮し、新橋・豊洲を訪れるか否かで「1日乗車券」「お台場-有明快遊パス」を選ぶと良いです。

 

 

損得を考えるのが苦手なら「1日乗車券」を!

別プランを挙げると、新橋か豊洲を出発点としつつも往復はせず、お台場海浜公園〜有明テニスの森間のいずれか複数の駅へJターン的に移動するのであれば、最初の乗車時だけICカード(もしくは切符)を使用し、エリア内に入ったら「お台場-有明快遊パス」を使いまくる、といったチョイスもあるでしょう。

ただ、これを言ったら元も子もありませんが、こういう行動プランを練ったり料金比較を行ったりが苦手な方もいますよね。そんなときには最初から「1日乗車券」を購入してしまえば精神的に気楽になれますよ(^^)

そういえば、2016年には豊洲市場の開場100日前を記念した1日乗車券「豊洲市場開場記念ゆりかもめ1日乗車券」が発売されたのですが、開場延期で幻になりました。そして、2018年10月11日に再開場が決まった今、2度めとなる開場100日前記念の1日乗車券は発売されるのでしょうか。

→ 100日前を記念した「豊洲市場開場記念ゆりかもめ一日乗車券」を買ってきた